主題
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- #コーヒー摂取量
作成: 2024-03-30
作成: 2024-03-30 13:59
いつからか、早朝や起床直後にコーヒーを1杯で1日を始める人が増えました。しかし、早朝にコーヒーを飲むことは健康に良くないという研究結果が出ています。正しいコーヒーの摂取時間と適量について見ていきましょう。
朝、目覚めてすぐにコーヒーを飲む習慣、多くの人が持っていますよね?あるいは、会社への通勤途中にコーヒー1杯で1日を始める会社員を多く見かけます。
しかし、このように朝、特に早すぎる時間にコーヒーを摂取するのは、健康に良くないという研究結果が出ています。
私たちの体は、眠りから覚めると、ストレスホルモンの1つである「コルチゾール」の分泌量が増加します。起床時がコルチゾール値が最も高い時間帯ですが、このような状況でコーヒーを飲むと、コルチゾール値がさらに上昇し、体がストレスを感じることになります。
米国のサンフランシスコ・カリフォルニア大学心臓専門医のグレゴリー・マーカス教授は、「1日の最初のコーヒーは午前9時30分から11時の間に飲むのが最適です」とアドバイスしています。私たちの体のコルチゾール値が最も低下するのは、午前9時30分と午後1時だということです。
朝だけでなく、1日の最後にコーヒーを飲む時間にも注意が必要です。グレゴリー教授によると、就寝の少なくとも6時間前にはコーヒーを飲まなければならないそうです。あまり遅くにコーヒーを飲むと、カフェインの覚醒効果が睡眠を妨げる可能性があるからです。
カフェインが睡眠に与える影響は、個人のカフェイン代謝速度によって異なりますが、新陳代謝の遅い人はコーヒーを飲むと睡眠時間が短くなりますが、新陳代謝の速い人は大きく影響を受けないとされています。
米国FDAは、成人の1日のカフェイン摂取量を400mg以下に制限しています。コーヒーに換算すると、約3~4杯程度になります。フランス国立保健医療研究所は、健康に良い適正摂取量を100~150mgとしています。
コーヒーは、1日を活気に満ちたものにするための秘訣です。しかし、朝早く飲みすぎたり、就寝直前に飲んだりすると、かえって健康に害があることを覚えておきましょう。適切な時間、適量のコーヒーを飲む、賢いコーヒーライフを送ってください。
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